セミナー集客の方法はさまざまありますが、効果が高く、自社メディアを活用した集客方法があります。

✅ FacebookやTwitterなどのSNSを運用してセミナー情報を発信しているけれど、効果が感じられない
✅ もっとセミナー参加者を増やしたい場合はどうすればいいのだろう?

そんな悩みを抱えている企業が注目しているのが「オウンドメディア」です。
実際に多くの企業がオウンドメディアを運営しており、参加者の増加に成功しています。

ここでは、セミナー集客の効果が期待できるオウンドメディアをご紹介します。

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セミナー集客に検討したいオウンドメディアとは

スマホでブログを見る青年
セミナー集客にも最適なオウンドメディアとは、どのようなものなのでしょうか?ここでは、オウンドメディアの特徴について解説します。

オウンドメディアの定義

オウンドメディア(Owned Media)の広義の意味は、自社が所有するメディアです。例えば、ホームページ・ブルグ・ツイッターアカウンドなどをいいます。狭義の意味では、企業が運営するウェブマガジンやブログをオウンドメディアと呼びます。日本では、狭義の意味で使用される機会が多く、企業が運営するウェブマガジンを指すことが多いです。

オウンドメディア運用のメリット

ブランディングに効果的

オウンドメディアに専門性が高い記事を蓄えていくことで、読者が繰り返し訪問してくれるようになります。また、役立つ情報を提供することによって、専門家として認識されやすくなります。

ロイヤリティが高まる

ユーザーにとって有益な情報を提供していくと、ロイヤリティが高められます。その結果、他社と比較検討される機会がなくなり、商品単価を落とすことなく、定期購入してもらえるなどのメリットが得られるようになります。

広告費を削減できる

初期投資としてサーバー費用やデザイン費用はかかりますが、自社で運用・管理すれば広告費はかかりません。記事を掲載し続けていけば、アクセス数は増えていくので、広告費をかけずに売上アップが望めます。

会員情報が入手できる

自社オウンドメディアで会員登録をしてもらえれば、顧客データが入手できます。

オウンドメディア運用のデメリット

効果が出るまで時間がかかる

記事の量が少ないと、上位表示が見込めずにPV数は少ないです。そのため、オウンドメディアを起ち上げれば、すぐに読者がつくわけではありません。

最低でも記事は50記事以上必要です。記事を掲載し続けていくことによって、PV数は底上げされていきます。そのため、オウンドメディアで効果が出るには時間がかかることを理解しておきましょう。

オウンドメディアの運用は専門知識が必要

オウンドメディアを運用するには、SEO対策などの専門知識が必要です。ただ、記事を掲載するだけでは、PV数を稼ぐことはできません。このような問題を解決するために、オウンドメディア運営を代行する企業も増えてきています。

セミナー集客を実現!オウンドメディアの運用方法

オウンドメディアの運営についてミーティングしているスタッフ達
セミナー集客をするためにオウンドメディア運用を始めたいという方は、まずは運用方法を覚えましょう。ここでは、オウンドメディアの運用方法をご紹介します。

1.ペルソナ(ターゲット)を設定する

ペルソナは、セミナーに参加する主要な顧客のイメージを意味します。ペルソナとして設定される項目は、一般的に以下のようなものです。

《ペルソナ設定項目》
✅ 年齢
✅ 居住地域
✅ 職業
✅ 年収
✅ 趣味
✅ 価値観
✅ 悩み

このようにペルソナを設定する目的は、オウンドメディアのコンテンツ制作チームで共通理解を得るためです。どのようなコンテンツを作成すべきか迷った場合に、立ち返るべき共通の基盤となります。

2.カスタマージャーニーマップを設計する

カスタマージャーニーとは、マーケティング用語です。商品やサービスの 販売促進において、利用する人物像(ペルソナ)を設定し、その行動・思考・感情を分析して認知・興味・検討・購入へ至るシナリオを時系列で捉える考え方のことをいいます。

カスタマージャーニーを設定すると、顧客視点で施策を考えられたり、社内で共通認識が取れて、一貫性のある施策を打てるようになります。

(例)不動産投資セミナーの受講者を集客する場合のマップ設計方法

【認知】

悩み 不労所得が得られる不動産投資とは何だろう?
タッチポイント コラム記事
解決策 不動産投資の基本情報(利回り・自己資金・運用方法)を解説して、次の記事へと誘導する

【興味】

悩み 不動産投資を始める前には、どのような知識を身につけると良いの?
タッチポイント コラム記事
解決策 不動産投資を始める上での知識(物件の選び方・利回りの説明・不動産投資の各種リスク)の説明をして、不動産投資に関する情報が詳しく聞けるセミナー情報へと導く

【比較検討】

悩み たくさんある不動産投資セミナーの中で、どのセミナーを選べば良いのだろう?
タッチポイント セミナー参加者の声
解決策 不動産投資セミナーに参加して、正しい利回りを把握してリスクも想定した結果、利回り6%を得られているという参加者の声を見せて、セミナーへ参加を促す

【購入】

悩み 〇〇社の不動産投資のセミナーは、どこで参加の申込みをするの?
タッチポイント お問い合わせページ
解決策 お問い合わせページにて、自社のセミナーに参加をしてもらう

3.検索キーワードを探す

ペルソナとカスタマージャーニーを参考にして、ユーザーが求めている情報から検索キーワードを考えていきます。しかし、そのキーワードの検索回数が多くなければ、そのコラム記事は読んでもらえません。そのため、検索キーワードを考えた後には、どれぐらいの回数検索されているのかキーワード調査を行いましょう。

《無料で使えるキーワード調査ツール》
・Google Adwordsキーワードプランナー

https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

4.コンテンツを作成する

コンテンツの作成を開始する方法は、社内で作成する場合と、外注する場合、どちらでもおこなう方法があります。

内製化のプロセス

社内でコンテンツを作成するには、いくつかの役割分担をする必要があります。
社内にプロのライターが在籍しているケースは少ないからです。

主な役割分担は以下のとおりです。

  • コンテンツディレクター
  • 記事を書く人
  • アイキャッチや挿入画像を作成する人
  • 校正して公開をする人

それぞれ得意な人が担当するとスムーズに進みます。
ひとりに全てのプロセスを任せても良いですが、分担しておこなった方が効率的です。チームで進捗スケジュールを把握できるので、コンスタントに記事を公開することができるからです。

また、どこかの段階で問題が起こったときにすぐに対応できるという点も重要です。

コンテンツ作成は継続的に取り組んでいく施策です。記事公開までの一連の作業を滞らせないようにすることがとても大切なのです。

外注するプロセス

社内で記事執筆を開始しても良いですが、リソース面で現実的でない場合は外注します。
ライターを探す場合は、以下のポイントを確認しておきましょう。

✅ オウンドメディアへの理解
記事執筆をする上で、メディア全体の目的やユーザーに提供したい価値を理解しているかどうかも重要です。何のために、誰に届けるかによって、記事の表現手法も変わります。そのため、オウンドメディアに理解のあるライターに記事執筆を依頼してください。

✅ 商品(サービス)への理解
商品(サービス)の特徴・競合他社との差別化ポイントまで把握しておくと、対象となるユーザーのことを考えて 想いを馳せることができるようになるでしょう。可能であれば、サンプル商品など、ライター自身に提供して体感してもらうと良いです。

✅ 世の中のトレンドに敏感であること
コンテンツの価値は、その都度変わっていきます。ユーザーの心を動かすコンテンツを制作するためには、想定ユーザーの中で流行っているトレンドを調べたりする好奇心が必要です。
そのため、オンラインだけではなくて雑誌などのオフラインでも情報収集するようなアンテナの高いライターを探してみましょう。

✅ コンテンツの企画力
さまざまなコンテンツが溢れる時代に、自社コンテンツを届けるため、どのような企画なら読者にコンテンツを届けられるのか、引き出しの多さがあると良質なコンテンツが制作できます。

✅ ユーザー目線
コンテンツ制作は、ユーザー目線が大切です。読者の感情や悩みを想像して文章を書けるかどうかが大切になります。また、コンテンツを届けたいユーザーに趣味嗜好が近いライターを採用する方法も1つです。

✅ フットワークの軽さ
インターネット上で得られる情報を届けるだけでは、内容は薄いものになってしまいます。文献調査をはじめ、一次情報を取得することも大切です。
そのため、現地取材やインタビューなどを行って得た情報をもとに執筆することが、今後は求められます。

✅ マーケティング関連スキル
Web(HTML・CSS)・SEO対策の知識を持っているライターであれば、言うことはありません。さらに、Web広告やSNS広告などの知識を持っているライターに出会えたらラッキーです。

5.見込み客の情報を得る

作成したコンテンツにはCTAを設置します。CTAとは、読者にオファーを提示するボタンです。よく、記事の中に「資料をダウンロードする」や「体験版を使ってみる」というボタンを見かけますが、あれがCTAです。
CTAはランディングページにリンクさせて、ランディングページには必ず見込み客の情報収集ができるフォームを設置します。

見込み客に対し、有益な情報を無料で提供するかわりに、名前やメールアドレス、会社名、担当部署などを入力いただくのです。
ここで得た情報が顧客リストとなります。

6.ナーチャリング

ナーチャリングとは「教育する」という意味があります。ここで言う”教育”とは、顧客が抱える問題の原因を気づかせたり、解決する方法を伝えたり、ソリューションの比較情報を提供したりすることです。

見込み客は自身の悩みや課題について分析できている事が少なく、またその解決方法についても深い知識がありません。

ですから、「うちの商品・サービスはここがいいんです、だから買ってください」という”売る側目線”のアプローチではなく、「◯◯でお困りでしたら、こういう方法があります。」というお役立ち情報を提供して、顧客の課題解決のお手伝いをしていきます。

顧客視点のコミュニケーションを続けることで、最終的には自社の商品・サービスの有用性を認識してもらったり、ファンになってもらったりするのです。

7.オウンドメディア運用のよくある質問

Q ブログとは何が違いますか?
A ブログは会社のニュースや担当者の近況を報告したりと、会社を知ってもらう・会社を知っている人をターゲットにしたものです。オウンドメディアのターゲットは見込み客で、見込み客の抱えている悩みや課題の解決方法を配信します。

Q 何記事くらい必要ですか?
A 分野にもよりますがスタート時点で30〜50記事程度が目安となります。

Q 社内に記事を書ける人材がいません
A 全てのコンテンツを社内で作る必要はありません。貴社の商材やサービス、見込み客の属性や見込み客の課題を共有し、当社のコンテンツ作成のチームがサポートいたします。

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セミナー集客のオウンドメディア運用は代行会社へ依頼する

セミナー集客方法として、オウンドメディアは有効的だと認識してもらえたかと思います。記事を量産していけば財産となるため、将来的には広告費削減も夢ではありません

しかし、オウンドメディアの記事執筆には、莫大なリソースを割かなければいけません。また、マーケティングやSEO対策などの専門スキルが必要となります。

そのため、オウンドメディアを運用したいけれど、知識もリソースできる人材も足りないという方は、オウンドメディア運用代行会社を利用してみてください。

セミナー情報ドットコムを運営している当社でも、オウンドメディアの運用代行をおこなっています。セミナーに特化した運用代行会社のため、お気軽にご相談して頂ければと思います。

オウンドメディア運営代行

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