集客方法でお悩みの皆さん、セミナー集客ポータルサイトは利用していますか?
効果的なことなら何でも試したいし、コストも安くて、すぐに利用きるポータルサイトは集客手段のひとつとして欠かせないツールです。

費用をかけずにできる集客ですから、利用する価値はありますが、本記事ではあえて利用するうえでの注意点を解説します。

筆者は、2016年からセミナー集客のサポートをしており、2018年からは運営のサポートもしています。
今回は対個人の集客を前提に、セミナー集客ポータルサイトを利用するうえでの注意点を解説していきます。

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セミナー集客ポータルサイトを利用するときの5つの注意点

爆発的な集客は見込めない

自社が管理している顧客リストよりも多数のユーザーが登録しているポータルサイトは、たくさんの人にセミナー情報を見てもらえる気がしますよね。

特に有名ポータルサイトを利用する場合、結構な期待をしながら登録してしまうものですが、案外 反応は薄いものです。
確かに新規客の目に触れるチャンスは増えるのですが、競合他社のセミナーの中に埋もれてしまいクリックさえしてもらえない…というのも現実です。

一気に10件以上の予約が入るということはありません。掲載して1〜2件申込みがあれば十分な成果と言えます。
あまり過度な期待はしないで、あくまでも”集客手段のうちのひとつ”としてポータルサイトを活用することが大切です。

セミナー講師が有名人だったり、絶大な知名度がある商品サービスの場合は、10件以上の集客がかなうこともあります。

競合との差別化が難しい

自社でサイト構築をしなくても、すぐに見やすいページでセミナー告知ができるポータルサイトはとても魅力的なツールです。
しかしその反面、サイト側が用意したページデザインのため、どこの主催者のセミナーも同じように見えてしまいます。

競合と同じ条件で、よりセミナーの専門性や優位性をアピールするには、参加者の目を引くセミナータイトルやトップ画像を厳選して設定する必要があります。

セミナータイトルのつけ方や写真選びのコツはこちらの記事でチェックしてみてくださいね。

企画の特別感を出せない

ポータルサイトでのセミナー掲載は単調になりがちです。セミナーの特徴が出しにくいのです。

自社の勝負どころのセミナーやキャンペーン施策を打ったセミナーでも、限定感を出したり特別感を演出することができません。
初回受講に特化した”お試し価格”の適用なども、他のセミナーページと同じデザインになってしまうため、お得感に欠けてしまう可能性があります。

特別感を出したい場合は、有料のサービスになってしまいますが、サイトが用意している広告を利用するのが効果的です。

依存しすぎるとつらい

集客がポータルサイトありきになると、仮にサイトの掲載料や成果報酬額が上がったとしてもそのサイトから撤退できず言いなりになるしかありません。

広告費がかさむ⇢でも広告費をケチると露出が足りなく充分に集客できない⇢依存
という負のスパイラルに入ってしまいます。

前途のとおり、セミナー集客手段のひとつとして考えて、セミナーポータルサイト頼りにならないようにしましょう。

希望客層のとりこぼしに注意

本当に欲しい客層がウェブ上には少ないケースがあります。
資産運用セミナーなど比較的成熟した客層がターゲットの場合は、ポータルサイトよりも折込広告やポスティング、DMを使った方が、よりマッチした対象者へリーチできることがあります。
定番の集客ツールもしっかり使うことが大切です。

自社で集客力を上げるために今すぐやるべきこと

独自のセミナーページを作成しよう

そもそも、ポータルサイト上でしか情報が確認できないセミナー主催者ってどうなんでしょうか。
参加者からすれば、不安でしかありません。

セミナーへの参加を決める時に、講師や企業の情報量は重要な判断材料となります。
ポータルサイトでは掲載しきれない情報を独自ページではしっかり掲示しましょう。
数字を多用したデータを掲示するだけでなく、これまで開催したセミナーの写真や講師の資格証画像など、写真を多めに掲載するのが効果的です。

良質なコンテンツを提供しよう

オフィシャルサイトくらいあるよ〜という方、情報の更新はしていますか?
ただサイトがあるだけでは、「ないよりはマシ」というレベルで選ばれる理由にはなりません。

・これまでに開催したセミナー内容をレポートして記事にする
・講師によるプチセミナー動画を掲載する
・セミナー担当者によるお役立ちブログを掲載する

など有益なコンテンツをコツコツと溜めて提供すれば、自社のブランド力は上がり、企業や講師に対する信頼度が増します。

コンテンツが増えれば、キーワード検索からの流入も期待できますね。
内部施策については、GoogleAnalyticsやサーチコンソールなど、ポータルサイト独自の解析ツールより高機能で充実した解析ソフトを使えるのも利点です。

参加者と継続的につながろう

参加者に顧客となってもらうため、継続的にアプローチするチャネルを確立しましょう。

過去の参加者へDM、メールマガジンの配信、LINE公式アカウント、Facebookグループ、Twitterなどです。

特に集客サポート業務をする中で感じるのは、SNSをうまく活用している講師や企業は、本当に集客に強いなということです。
日頃の活動を発信したり、少しプライベートを公開してみたり、参加者と直接コメントのやりとりをしたりして、よりパーソナルな部分で自身のファンになってもらう活動が集客にも成果を上げています。

セミナー後に懇親会を開催し、参加者と講師が直接コミュニケーションをとれる時間を設けることも、今後の関係構築にとても有益な施策です。

SNSの運用方法についてはこちらの記事でチェックできます。

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さいごに

貴社のポータルサイト依存度は大丈夫でしょうか。
セミナー集客ポータルサイトは、あくまでも”集客ツールのうちのひとつ”という認識で利用しましょう。

依存することなく、自社施策をしっかり行った上で掲載するのが長期的な成功を生みます。
コツコツが大切ですから、さっそくブログを書いてみてはいかがでしょうか。

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