企業のウェブマーケティングを担当することになった方は、ウェブマーケティングについて調べている中で、ウェブ解析士という言葉を目にする機会もあるでしょう。

✅ウェブ解析士ってどんな資格なの?
✅ウェブ解析士の勉強はマーケティングにいかせるの?

結論から言ってしまうと、ウェブ解析士とは、ウェブ上のデータを分析・解析するだけではなくウェブマーケティングについても学ぶことができる資格で、ウェブマーケティングについて必要な知識を学ぶ材料の一つとして有効です。

ここでは、ウェブ解析士という資格についてと、どんな事が学べるかをご紹介していきます。

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ウェブ解析士の資格とは


まずは、ウェブ解析士の資格について、どのような資格なのか確認していきましょう。

ウェブ解析士の資格概要

ウェブ解析士(WACA)は、3つのレベルで構成されており、以下の様なランクがあります。

  • ウェブ解析士
  • 上級ウェブ解析士
  • ウェブ解析士マスター

これらはそれぞれの資格ごとに学ぶ知識も異なりますが、まずはウェブ解析士から取得することが一般的です。

主催者

一般社団法人ウェブ解析士協会

受験費用

受験料は17,600円(税込)となっており、受験する際には「公式テキスト」が必要です。

公式テキストの費用は4,400円(税込)となるため、総額は22,000円(税込)となります。

試験日・会場

試験日や会場は自由です。

試験日はほぼ毎日のように毎年実施されており、ウェブを利用して受験が可能なため、自宅でも受験できます。

申し込み方法や流れ

公式テキストを購入し、講座を受講する場合には、認定講師による認定講座の申し込みをします。

その後、認定試験に申し込みをして、受験します。

ウェブ解析士試験の難易度

ウェブ解析士の試験の難易度は、そこまで高くありません。

決して簡単ではありませんがテキストを見ながらでも受験をすることができるため、公式テキストを理解すれば、試験で出てくる内容も公式テキスト内から出題されることがほとんどですので、ポイントを抑えてしっかり勉強すれば合格できるでしょう。

合格率は2018年11月の試験においては、69%という数値がウェブ解析士協会のオフィシャルサイトにて公開されています。

一般社団法人ウェブ解析士協会オフィシャルサイトはこちら

ウェブ解析とは?


そもそもウェブ解析とはどんなことをするのでしょうか。

ウェブ解析は、自社のホームページなどが

✅ユーザーからどれくらい見られているのか
✅どのような人が訪れているのか
✅どのくらいの人が問い合わせに繋がっているのか

などを解析したもので、ウェブ集客の高い結果を維持していくためにも必要な知識です。

ウェブ解析ができるようになれば、自社のサイトの解析だけではなく、Webサイトを構築したいクライアントへも提案したり、運用を指導して育成したりすることもできます。

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ウェブ解析士の勉強で学べること

次に、ウェブ解析士で学べることを確認していきましょう。

ウェブマーケティングを学べる

ウェブ解析士では、ウェブマーケティングについて学ぶことができます。

ウェブマーケティングとは、デジタルマーケティングの中でも「Webサイト」を利用して集客や認知を高め、問い合わせや来店に繋げて企業の売上向上を行うマーケティングです。

ウェブマーケティングにおいて重要な知識の一つに「解析」があります。

ウェブマーケティングの強みは、定量的なデータを解析して集客や売上向上のために課題を見つけ、仮説を立てて施策を実行し、さらに検証して改善していくというPDCAサイクルを回しやすいということがあります。

この強みを活かすためには、定量的なデータを解析するところからスタートするため、ウェブ解析士を学ぶことによって、これらの能力も身に付くでしょう。

KPIや計画について学べる

ウェブ解析士では、Googleアナリティクスを利用したアクセス解析を元に、KPIや目標設定、施策の計画立案についても学ぶことができます。

そのため、社内のウェブマーケティングを実践していく上で必要となる知識を学ぶことができます。

また、ウェブ解析士の教材による解説や説明により、ウェブ解析に必要なツールや、コンバージョンなどの専門用語についても理解することができます。

ウェブ解析士の資格はマーケティングに役立つ?


マーケティング担当になったからには、この資格は取っておいた方が良いのでしょうか。ウェブ解析士の勉強はウェブマーケティングに役立つのでしょうか。

結論、役立ちます。ウェブ解析士の資格を取得することで、それまで学んだ内容をWebサイトの運営や、ウェブマーケティングに活かすことができるからです。

メリットとしては、ウェブマーケティングに必要とされるウェブ解析の知識や、企画立案、目標設定、レポート作成、ウェブを構成する要素などを学ぶことができるため、社内のウェブマーケティングを行う上で最低限必要な知識を学ぶことができます。

また、ウェブ解析士マスターを取得している方が講師を務める『ウェブ解析士に関するセミナー』や講座が、各地域で開催されています。これを受講することで、さらにスキルアップすることもできます。

https://www.seminarjyoho.com/tag/Web%E8%A7%A3%E6%9E%90

ウェブマーケティングをうまく進める方法は?

実際に社内のウェブマーケティングを実践していく上では、ウェブ解析士の資格の知識は十分役立てることができますが、効果的にウェブマーケティングを実践していくには、社内での実施よりも社外のプロフェッショナルな専門家の力を借りる方が効果的と言えるでしょう。

結局 専門家に外注するなら、資格を取る意味がないのでは?
そう思うかもしれませんが、そうではありません。

ウェブ解析士の資格を取得し知識を得ることは、自分自身でウェブマーケティングを実践していくだけではなく、社外にマーケティングを外注した際にも、自分自身がしっかりと理解して外部の協力者と運営していくことができるため無駄な知識にはならないのです。

まとめ

ウェブ解析士の資格で学べるウェブマーケティングの知識についてご紹介してきました。

ウェブマーケティングの担当者になったとき、外注することも含めてウェブ解析士は学習すべき資格として資格取得することがオススメです。

現代のビジネスにおいて、ウェブマーケティングは重要な役割をもっているため、ウェブの改善策や改善手段、流れや考え方の認識を持つことは重要と言え、それらを習得している方は、良い成果を上げることができるでしょう。

効果的なウェブマーケティングの実践に必要な知識や実務を身に付け、社内のマーケティングに役立てて活躍してください。

https://www.seminarjyoho.com/category/marketing

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